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…甘えては、だめ。
今は、支えなくちゃ …私が、しっかりしないと。 左足の親指が痛く悲鳴をあげようとも平気 きっと潰れて出て行くから。 そうきっと。 PR わがままなお姫さまでごめんなさい 私にはお姫さまなんて似合わない だって私はただの薔薇で、お姫さまでもなんでもない あなたが来てくれなければ死んでるただの薔薇 それなのに、温室の薔薇のように、ねだっていた ああなんていけない薔薇なの 貴方のその唇で、愛を囁かれたら私はすぐに貴方の心の従属だわ!
それはまるで恋愛小説を読んでるような
甘い時間 嗚呼それならば早く話しかければと後悔後先立たず 本当、砂糖菓子でできてる空間なんじゃないかと思ったくらい甘えた けれど同時にちょっぴり大人さアピールで背伸びもしてみた 貴方の瞳にはどう映ったのかしら、私の姿 ほんの少しでいい、 立派なレディとして映っていたかったの。
そう呟いた彼女の目は酷く冷たいように見えた
元々、この家の人間は嫉妬や強欲といったものに囚われやすい それが今起きてることなのだろう 「ねぇ、話聞いてる?」 彼女はイラつきながらこっちを向いた こういう時、無視すればそれはそれでうざったい 「聞いてるよ、ちょっとうとうとしてきただけ」 「嘘。だっていつもは明け方まで本読んでたりするのに」 やばい、バレてる 「ちょっと考えごとをしてた」 「ふぅん」 上手くスルーしてくれて助かった 癇癪起こされるのがまたうざいし 「思えば会った時から嫌いだったのかも。憧れでもあったけど嫌いだったのかも」 「何それどこの昼ドラ」 「煩いわね、口塞ぐわよ」 「はいはい」 「好きだったのに、一変した時に嫌いになったのかも。だってこっちは気づいてるのにあっちは気づいてない。私がただのストーカーみたいで気持ち悪いじゃない。だから嫌い。あの子も、そう思って覚えて思い出す私も」 「しょうがないよ、人間は生まれながらにして罪を持って、その罪は大罪なんだから」 「大罪なんて言葉で片付けられたくないわ。私の中にあるのは愛憎の中の憎悪なの。もしくはただの憎悪なの」 「難しいね」 「簡単なことよ、人間の思考にならなければいいの。なんでも人間基準で考えるからよくないの。私は私で考えてるの」 「ああ、そっか。それはいいね。面白い発想だね」 「頭がまだ固いだけよ幻想廃人」 「なんたる不覚。恥ずかしい限り」 「とにかく私は寝るわ。こんなにもやもやしたくないし、何も考えたくないの。おやすみなさい幻想廃人」 「おやすみ、魔女殿」 全く貴女は困った人だ 今日、織姫と彦星はちゃんと出会えたのかな。 愛しい人と1年に1回しか会えないのは辛いわよね 一緒に、お星様見たかったな…。 |