戦争前夜。

…明日は、戦争。
それなりに、覚悟はできているの。

脳内で流れ来る音楽たち。
特に意味はないのだけれど、そっちの方が盛り上がるでしょ？

別に何処かのお姉ちゃんとかじゃないけど、なんとなくそんな気分に駆り立てられる。
依夜、お腹の中がぐるぐる渦巻いてたからいーかげんにしなさいっ！な感じがなくなると思うとスッキリする。

今回の依夜は猫さんアビリティで向かうから、薙刀でいっよいよ、じゃなくて、魔道書でいっよいよ、なの。
けどきっと後ろからごっすんごっすん雷の魔弾を放つのだろう。
…ちょっとだけ、ＣＰがない自分が、憎らしかった。
猫な自分も好きだし、彼だって、猫になった私を好きだと言ってくれる。

……どうしよう？
答えはもう、出てる筈なのに。

今は、魔道書を開いて内容を読むだけ。それだけ。



あと、アギの傍にいる。いたい。あと怪我しないように見張る。あと…（えとせとらえとせとら