× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 んー…。 今年、何処も行ってない…。学校くらいしか、行ってない…むー。 浴衣は着てるけど普段着だし…お外に行こうとしても体調崩しちゃって…。 …やーん、デートとかしたかったー…でも宿題は全部終わらせたもん…。 …兄さんから残ってるって言われたけどこれ何…? PR 夏休みもあとちょっとで終わっちゃうねえ。 別にはしゃぐような年齢でもないし、何かあったかと言えばほぼ何もないし。 あ、花火見に行ったくらいかな?綺麗だったよー。 前に居た家族連れの子供達とおっさん達がうざかったけど。 まあ最後の宿題終わらせちゃうねー。
そう呟いた彼女の目は酷く冷たいように見えた
元々、この家の人間は嫉妬や強欲といったものに囚われやすい それが今起きてることなのだろう 「ねぇ、話聞いてる?」 彼女はイラつきながらこっちを向いた こういう時、無視すればそれはそれでうざったい 「聞いてるよ、ちょっとうとうとしてきただけ」 「嘘。だっていつもは明け方まで本読んでたりするのに」 やばい、バレてる 「ちょっと考えごとをしてた」 「ふぅん」 上手くスルーしてくれて助かった 癇癪起こされるのがまたうざいし 「思えば会った時から嫌いだったのかも。憧れでもあったけど嫌いだったのかも」 「何それどこの昼ドラ」 「煩いわね、口塞ぐわよ」 「はいはい」 「好きだったのに、一変した時に嫌いになったのかも。だってこっちは気づいてるのにあっちは気づいてない。私がただのストーカーみたいで気持ち悪いじゃない。だから嫌い。あの子も、そう思って覚えて思い出す私も」 「しょうがないよ、人間は生まれながらにして罪を持って、その罪は大罪なんだから」 「大罪なんて言葉で片付けられたくないわ。私の中にあるのは愛憎の中の憎悪なの。もしくはただの憎悪なの」 「難しいね」 「簡単なことよ、人間の思考にならなければいいの。なんでも人間基準で考えるからよくないの。私は私で考えてるの」 「ああ、そっか。それはいいね。面白い発想だね」 「頭がまだ固いだけよ幻想廃人」 「なんたる不覚。恥ずかしい限り」 「とにかく私は寝るわ。こんなにもやもやしたくないし、何も考えたくないの。おやすみなさい幻想廃人」 「おやすみ、魔女殿」 全く貴女は困った人だ だめ、 ないてしまっては ぽろぽろ、 ぽろぽろ。 貴方の傍に、ただ笑顔でいたいのに。 …うーん。 うーん。 うー…? ……んー…やーね…酷く、眠れない、わ。 うー…あ、だめ。眠れそうで、眠れない。 やだわ、伊達に眠り姫なんて呼ばれてないのに。嫌いだけど。 病気かしら? 病気だったら恋人依存症に、寂しがり症候群ね。 この病気だったら、別に治してもらわなくてもいいわ。 むしろ、もっと重症化させてほしいくらい。 そしたら、もっとアギに甘えられるのに、な。 |