× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 嫌な夢を見た そう遠くは無いような未来で、くるくると大きな映画で回るフィルムのような 能力者が全世界に存在が知られ、能力者は能力者だけで住まわされるようになり、暮らしていた。 閉鎖的な空間。ドームみたいな空間の中、中央だけが吹き抜けていて、ドームは高く高層ビルのようにたたされていた。 そんな中、吸血鬼の侵略があり、私は恐らく黙示録でもやっていたのだろう。 力を解放し空高く跳ね上がっていると全員が黒マントを着て行列を成して歩いていた。 そこは暗いところだった。能力的に明るいところが苦手な能力者達が住んでいる所だった。 その先頭をじっと見ていると、見た事のある顔が、いた。 だがその顔は、白く、何処か狂気的だった。 ふわりと下へ降りると、黙示録は既に終わっており、いつのまにか勝利していた。 少し気になる所がある、とそのまま高く飛び上がってはドームの中を駆け上がる。 やっぱりその顔は、見知った顔で、何かに感染したような狂気を覚えた。 その顔はにやり、と怪しく笑うと周りにいる能力者達を一斉に攻撃しはじめた。 中には予想していた、という顔の奴や何が起こってるかわからない奴まで多種多様。 その中で私はこれは戦争だ、と把握して大声で周りの能力者達にそのことを伝えた。 一斉にポジションが設立され一斉に戦う準備に入る能力者達が見えた。 行列のリーダー格が言う。 我々は吸血鬼だと、この世界を、侵略する、と。 馬鹿なことを言う、と思っていたらあの見知った顔も…もしかして、吸血鬼か、と思うとぞっとした。 この世界を壊そうとしたのかと。そんな事はさせない、と遠くから黒い影の手を伸ばし攻撃する。 しかし、相手は平然としていて。むしろ、笑った。此方にも攻撃をしてきて急所にあたったのか、かなり体力を奪われた。 まずい。これは、まずいと思った。それなのにやらなきゃいけないと思った。けれど此方がやられる。 一か罰かで見知った顔に話しかけた。 「何故、お前はそうなった!!」 「俺が望む世界が、その先にあるからさ。わかれよ」 その先には、私が住んでいる家。そいつはそれを、壊そうとしていた。 私はそれを守ろうと頑張っていたのに。あいつはそれを壊そうとする。 それに私は何かが切れた音がした。 嗚呼、私もあれと同じようになるのかと。 その先はただ本能のままに動いた。体中に隠しているナイフを弾幕のように狙いを定めて投げる。 あいつはそれを避けるのにも精一杯で、肩や足にナイフが当たる。 その間私はあいつに近付いて、武器として扱っている大きなナイフをあいつの首元に当てる。 しかし、それはあいつのよくわからない武器によって防がれる。 「どうした!!吸血鬼は吸血鬼らしくかかってこいよォ!!!!」 「お前に言われたくないよこのバケモノが!!!」 金属と金属のぶつかる音、きしみ合う音がした後、私は弾かれるように後ろに吹き飛ばされ下に落ちるが知り合いによって受け止められる。 「…すまない」 「無茶するなよ」 そこで正気を取り戻すが上を見るとあいつは見下ろすように私を見ていた。 …私をバケモノと言ったことを、後悔させてやる。 そこで私の夢は終り、目覚めた。 いつかこのような時代がくるのだろうか。それよりも、私は。 いつまで人間でいられるのだろうか、私という私でいられるのか。 それが何より不安でしょうがない。 (名前は残されておらず、ただそこに乱雑な日記(文章?)があった。内容は理解不能) PR この記事にコメントする
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