× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 パチパチと燃やされている紙の姿はまるで踊っているかのようだ まるで、逃げられない牢獄の中に火が放りこまれたかのように 焼き芋の季節にはまだ早く、何をしているのかと聞かれればただのゴミ処理だと言い訳をする 嗚呼なんて子供なのだろうか私は しゃがみこんでその炎をじっと見つめる まるで逃げられないのに逃げ惑う火炙りにされている罪人みたいだと思った その瞬間、顔が綻んだのが自分でもわかった 全て燃えて燃えて、灰になって塵となり風に飛ばされればどんなに楽なのだろうか。 涙を落すことさえも許されぬ殺戮人形はただ不気味に笑うことしか許されぬ そう、誰かは言っていた気がする ならば私は、罪人となり、ただ思うが侭に刀を振り続けていたい。 PR この記事にコメントする
|