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TW2の麻多さん家の日記帳だったもの。 TW4の目黒さんとか麻多ちゃんとか花楯くんのあれこれ。
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別に俺は気にしちゃいないけど。


「聞いた?母君様が連れてきた子」
「男の子でしょう?でもあれは14の子とそっくりね。何処かの分家から引き取ったのかしら」
「施設から連れてきたんですって。分家が気味悪がって預けたのを知らなくて、見に行ったら母君様のお気に入り」
「まあ」

「所で、夜の申し子様は如何?」
「如何も何も、あれは全く駄目。感情なんて全くといっていい程出さないし、死人のような顔してるし…気味が悪い」
「そうね。心を見透かしたような事も言うし」
「でも母君様の唯一の血縁者だから、甘えさせてもらってるんでしょう?連れてきた子とは大違いね」
「まああちらは確か14の子の代わりとして働くみたいだから…しょうがないわよ」
「それが14の子の代わり…14の子の14として来たさだめって奴かしらね」
「しょうがないわよねえ」
「しょうがないしょうがない」

「でも、色々と考えると私達もなんでこの家に入ったのかしらね?」
「さあ?お給料がいいからかしら」
「それにちゃんとやれば三食付いてて、たまにおやつ付きだものね」
「お昼寝もね」
「ふふ」
「でもやっぱり疲れるわよね、ずっとこの家にいなきゃいけないし…礼儀とかも正さないといけないし」
「ね。母君様の機嫌を損ねないようにするのは当然、あの14の子にまで…」
「だって、母君様の大事な大事な子ですもの。当たり前でしょう」
「それはそうだけど…納得がいかないわ」
「変に機嫌が悪いと、どちらも首を刎ねる癖、どうにかならないかしら」
「処理する私達の身にもなってほしいわ」
「まあ、それが理由で外には出れないんだけど」
「最近は14の子も手伝ってくれるからいいんだけどね」

「そろそろ戻らないと母君様に怒られてしまうわね」
「あと14の子にもね」
「この会話、誰かに聞かれてなければいいけど」
「知らないの?この家には至る所に盗聴装置…って言っちゃ言い方は悪いけど、あるみたいよ?」
「本当?聞かれていたらどうしよう・・・!首を刎ねられちゃうわ・・・!」

「そりゃ首を刎ねられるだろうね」

「!」

「首を刎ねられろよ」

ごとん、と2人位の首が下に落ちた

「何も鎌や鞭じゃなくても、切ろうと思えば何でも切れるんだよ。よくやってくれたね」
「はい、夜月様」
「別に俺は14の子の代わりだから敬称つけなくてもいいのに」
「いいえ、麻多の子じゃないと言えど、貴方様は麻多の子です」
「ありがとうね?そうそう、これ片付けておいて」
「かしこまりました」

君はね、あの子に似ているし俺を裏切らないから大好きだよ。
あの子の次の次にね!


愛情の裏の裏の裏の憎しみ


笑顔で扱き使った後、ボロ雑巾のように君を捨てるんだ
だって君が憎いから
あの子に似ている、君が憎いから!
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TW2の麻多さん家の日記帳だったもの。
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もれなくアンオフィシャルもあるよ。

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