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TW2の麻多さん家の日記帳だったもの。 TW4の目黒さんとか麻多ちゃんとか花楯くんのあれこれ。
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殺して、



このまま生かさず楽にさせずに水面に顔をつけるように


其の手で指で爪でこの首を絞めて押してひっかいて



そうすれば、たぶん、


何も気にせずしんでゆけるきがする。
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パチパチと燃やされている紙の姿はまるで踊っているかのようだ


まるで、逃げられない牢獄の中に火が放りこまれたかのように


焼き芋の季節にはまだ早く、何をしているのかと聞かれればただのゴミ処理だと言い訳をする
嗚呼なんて子供なのだろうか私は


しゃがみこんでその炎をじっと見つめる

まるで逃げられないのに逃げ惑う火炙りにされている罪人みたいだと思った
その瞬間、顔が綻んだのが自分でもわかった


全て燃えて燃えて、灰になって塵となり風に飛ばされればどんなに楽なのだろうか。

涙を落すことさえも許されぬ殺戮人形はただ不気味に笑うことしか許されぬ

そう、誰かは言っていた気がする



ならば私は、罪人となり、ただ思うが侭に刀を振り続けていたい。

そこにいるのはただ一人の魔女。

一人?いいえ、一匹かもしれない。もしかしたら1個かもしれない。


だって魔女は、人間とは限らず、生存しているものを指すかもしれないのだから。


もしも誰疑うなら、証明してみなさい。
何が魔女で、何がそうであるかを。もしくは、魔女を否定してみろ。

けれど証明しなければ、私を否定しているのと一緒。
赤は真相を示す赤。

私をさえも、冒す唯一の毒。



さぁ、私は誰でしょう?
私は誰でもあって、誰でもない、ただの、お人形。
私は誰かの黄。
私は誰かの赤。
私は誰かの青。
私は誰かの緑。
私は誰かの橙。
私は誰かの紫。
私は誰かの桃。
私は誰かの白。
私は誰かの黒。



さあ証明してごらんなさい、私はいつでも、此処にいるのだから

勝手に思ってしまう阿呆な私がしょうがないと嘆けば嘆くほど同情はしてあげてたのに



あるひ、とてもこわいゆめをみました。

とてもこわくて、ゆめのなかでもあるけませんでした。


だれかにおいていかれるのはへいきだと、なれていました。

でもそんなのぜんぜんうそっぱちで、ほんとうはだれかといっしょにいたいとおもってました。

わたしはそんなよわむしです。

とてもつよがりです。

なきむしです。


そんなわたしをみんなはえらいねとかいいこだねとかいいます。

でもわたしそんなことばがほしいんじゃないんです。

ただひとこと、かわいそうなことよんでほしいんです。

そうすればわたしはかわいそうでもかなしくてもだいじょうぶなんです。

いきていけるんです。


だからわたしはこうよばれるのでしょう。

かなしいおひめさま、と。



それでもかまわないのは、おうじさまがきてくれないからなのです。

このおはなしを、だれかがしったとき、わたしはきっとしあわせになれるでしょう。



かなしいおひめさまと、よばれるから。
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